外壁塗装の依頼時には、見積書のチェックが重要です。見積書には、実際に行う工事の内容や、項目ごとの費用などが記載されています。見方を知っておくことで、後々のトラブルを防ぐことができます。こちらでは、見積書の内容を理解するメリットや、見積書の項目、確認すべきポイントについて解説いたしますので、ぜひチェックしてみてください。
見積書の内容を理解できるようになるメリット
外壁塗装を依頼する際は、まず業者へ見積もりを依頼します。現地調査やヒアリングが終わったら見積書を受け取ります。見積書は初めて見る方には理解するのが難しいかもしれませんが、理解できると以下のようなメリットがあるのです。
必要な作業を判断できる
見積書には決まった形式がないため、業者によっては「一式」とだけ項目に記載されていることもあります。しかし、それだけではどのような工事を行うのか判断できません。見積書の見方を知っていれば、上記のように説明が足りない箇所に気付き、説明や修正を求めることができます。わからない点はしっかり質問し、必要な工事が細かく記載されているか、必要ない工事が含まれていないかをチェックしましょう。
適正価格で依頼できる
見積書の項目とそれぞれの相場を知っておくと、見積書を確認した際に、相場とかけ離れた金額かどうかを判断できます。単価が相場よりも高い場合、なぜその金額になるのか解説を求めたり、他の業者に見積もりを依頼したりと、対策を取ることが可能です。
見積書の内容が工事に反映されているか判断できる
見積もりには入っているのに、実際には工事に反映されていないこともあり得ます。塗料を勝手にグレードダウンさせたり、足場代が高いわりにしっかりと足場を組んでいなかったりしても、見積書に詳細を書いていなければ、いくらでもごまかすことができてしまいます。そういった内容を判断するためにも、見積書の内容を事前に理解しておくことが大切です。
外壁塗装の見積書の項目
見積書は業者ごとにも異なりますが、基本的には以下の項目が記載されています。
足場
仮設足場の設置に加え、飛散防止シートの設置もこの項目にまとめられている場合があります。
養生
塗料が外壁以外の場所につかないように、マスキングテープやビニールなどを使用して保護する作業です。
洗浄
塗装前に外壁の汚れを落とす作業です。高圧洗浄機を使うため、その費用が必要になります。
下地処理
ひび割れや欠けの補修などが必要な場合には、下地処理も行います。外壁塗装の下塗りと合わせて記載されることもあります。
外壁
外壁塗装には下塗り・中塗り・上塗りがあるため、それぞれで使用する塗料名やメーカー名などが記載されます。
外壁塗装の見積書で確認しておきたいポイント
塗料の種類とグレードを確認する
塗料は種類によって耐用年数が異なるため、耐用年数が長い塗料ほどグレードが高くなります。業者によっては予算内に収めるために、外壁は耐用年数が10年のもの、屋根は耐用年数が5年のものなど場所によって調整する所もあります。ですが、その場合だとそれぞれで耐用年数が異なり、メンテナンス時期も変わるのであまりよくありません。あらかじめ、使用する塗料とグレードを知っておくことが大切です。
塗装面積を確認する
塗装面積が広ければ広いほど、費用が高くなるのは当然です。塗装面積が適切かどうかは、「延床面積×3.3×1.2」で求めることができます。ですが、ご自身で算出しようとすると正確なのかが判断しにくいかと思います。複数の業者から見積もりをとって、算出した数字から大きくかけ離れていなければ問題ないですが、大きくかけ離れている業者であれば依頼は避けた方がいいでしょう。
塗料を塗る回数を確認する
外壁塗装では下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りが基本です。
そのため、3度塗りがされていない場合、塗料がしっかりと付着せずに、耐久性も落ちてしまいます。見積書を確認する際に、「下塗り1回、中塗り1回、上塗り1回」もしくは「下塗り1回、上塗り2回」など、3度塗りが施されることがわかれば問題ないですが、塗料を塗る回数が省かれている業者には注意しましょう。
見積書に細かい内容が記載されている
見積書には塗料の名称・塗装面積・塗装回数など基本事項の他に、保障内容や免責事項など細かい内容まで記載されているかも確認しましょう。アフターフォローに関しても記載している業者であれば、信頼性の高い業者と言えるので安心して依頼できます。
外壁塗装の費用を安く抑えるには
建物の規模や塗料の種類などによっても変動しますが、外壁塗装を依頼する際にはある程度の費用がかかってきます。外壁塗装の費用をできるだけ安く抑えるコツは、地域密着型の業者に依頼することです。地域密着型の業者はすべて自社施工で行うところも多く、その場合は中間マージンが発生しません。大手の塗装業者に依頼するより安くなる可能性があります。
また、複数業者から見積もりを取るのも費用を抑えるコツです。見積もり内容を比較することで適正価格であるかどうかを判断でき、工事費の安い業者を探せます。外壁塗装が不向きな時期での依頼のほか、建物の条件や地域によっては外壁塗装工事に関する助成金や補助金の活用、火災保険の活用も費用を抑える有効な方法です。
外壁塗装の費用を支払うタイミング
外壁塗装の見積もりの際に確認しておきたいのが、費用を支払う方法です。外壁塗装の費用を支払うタイミングは、大きく分けて下記の3つあります。
工事完了後に一括で支払う
外壁塗装の工事が完了した後に一括で支払います。工事完了後に支払うため、業者が途中で作業を放棄することはありません。依頼者にとっては最も安心な支払い方法です。
工事前に一部を支払い、工事完了後に残金を支払う
外壁塗装の工事前と工事完了後に、費用を分けて支払う方法です。工事前に費用の一部が支払われるため、業者側としては必要な材料を準備し、滞りなく作業を進めることができます。また、依頼者側も費用の全額を支払うわけではないため、リスクを抑えられます。
工事前に一括で支払う
工事前に一括で支払う方法は注意が必要です。「費用を支払った後に業者と連絡が取れなくなった」というトラブルも起きています。よほど信頼できる業者でない限り、工事前に全額支払いを求める業者は避けましょう。
川崎市・横浜市エリアで家の外壁塗装のご依頼なら栄塗装へ
外壁塗装を依頼する際は、業者から見積書をもらいます。見積書には工事の内容に沿った項目や、使用する塗料など様々な情報が記載されています。内容をきちんと確認しないと、後々トラブルが発生してしまう可能性もあります。見積書の見方や注意すべきポイントを事前に把握し、トラブルを防ぐようにしましょう。
川崎市・横浜市エリアで、家の外壁塗装や屋根塗装に関するご依頼なら、栄塗装へご相談ください。栄塗装は地域に密着した会社で、地域に寄り添って施工を提供してきた実績があります。中間マージンがかからないため、質の高い塗料と技術を、比較的安価な費用で提供可能です。
丁寧に施工することはもちろん、5~10年の保証もついているので、安心してお任せください。
横浜の外壁塗装会社 栄塗装
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